角松敏生 Breath From The Season 2018日記6
皆さん、こんにちは。Takuです。
さて、今日はいつもより早めの時間に角松敏生のメルマガが届きましたので、拡散企画をお届けします。
Breath From The Season 2018日記6
メルマガ会員の皆様、ごきげんいかがですか?お久しぶりです。角松本人です。
ご承知の通り、新譜「Breath From The Season 2018」の発売、及び5月からのツアーが迫ってまいりましたので、昨年同様、煽り!(笑)をしたいと思います。
本人責任編集(笑)のプロモーション日記、リハーサル日記等々、不定期でこのメルマガにアップしたいと思いますのでお楽しみください。
なお、本文はプロモーション目的の拡散を視野に入れておりますので、転載は基本自由ですが、その際に会員制無料メルマガからの転載であることを、ご明記ください。
転載であることの明記なきものについては明らかに悪意のあるものと判断致します。ご理解ご協力のほど宜しくお願い致します。
さぁ、発売から一夜明けまして、皆様もう新譜を聴いていただけましたでしょうか?昨日の集計報告を受けましたが、想定内というかまずまずの出足でホッとしております。
今回は前回のSEA IS A LADY2017が殊の外、好成績であったこともあり、当初から前作より幾分多くのイニシャル(初回出荷)をいただきまして、販売業者の皆様及びメーカーさんの営業に感謝しております。
しかし、そのイニシャルが伸びた分、もっと数字を伸ばさないといけないという課題を受けた初日の売り上げでございました。
多くの販売業者様が、様々に力を入れた展開をしてくださっているので、そのご好意、応援に応えたいところであります。今後の伸びしろに期待したいと思います。
さて、今作は、ブラスサウンドを主軸に置いた、いわゆる角松リバースモノであります。
30年前に同名タイトルで発表したTOKYO ENSEMBLE LABの「BREATH FROM THE SEASON」はその直近で発売されたSEA IS A LADYの好評を受け、当時のレコードメーカーは戦略として夏季商品を踏襲した同様のイメージで、サマーメディスンシリーズその2のような展開をしていたように思います。
今作は、それとは全く違うビジュアルイメージですが、音を聴けばすぐさま、季節的にマッチングしていることを感じていただけると思います。これからの季節にはまさにオススメです。
まぁ、夏だからってんで、南の島のビジュアル出せば、おお~~!と、お客様が喜ぶなんてのは、今は昔の話です。大事なのはその内容ですよね。
インターネットなどの普及により、今は想像しなくても個人のイメージを自由にコラージュできる便利な時代。お好きにどうぞ、てなわけで、今回、ビジュアルに「夏」は敢えて盛込みませんでした。
1920年代アメリカへのオマージュというかパロディーというか、ギャグというか、そういうジャケットですね。1歩、間違えればミナミの帝王、という感じですが(笑)このへんのウイットも感じられる人は感じて楽しんでいただきとうございます。
前述した季節の話ですが、管楽器のきらめきは、高揚感をもたらしてくれます。ゆえに、気温の高さや開放感を感じさせてくれるので、夏向きとも言えますが、どうでしょう?この作品、冬も合うと思います。
年末に向けて空気が乾き、街の灯りの瞬きが鮮明になるパーティーシーズンにも、合います。ビッグバンドサウンドはそういう懐の広さもありますよねぇ。
僕なんざ、ビッグバンドサウンドを聞くと、冬のニューヨーク、マンホールから立ち上る白い湯気の向こうに広がる風景を幻視してしまいます。タキシードを着た紳士と毛皮をまとった金髪美女的なね。
そんな光景も、今や、海外でも滅多に見られない光景。繁栄、進歩、その裏にある貧困や退廃、実は文化はそれらすべてのアナログ的な光と影のエネルギーを吸って成長してきました。それもまた全世界的に、今や昔のことですがね。
コンピューターとの暮らしがスタンダードになり、コミュニケーションツールの発達により心の疎通はより複雑煩雑になりました。AIはさらに進化を遂げるでしょう。
私たちは、想像することすら、必要なくなってしまうのかもしれませんね。それもまた、良し、なのでしょうかね。私には判りません。
ただ、混沌としたこの世界で、音楽だけは自由な時間旅行をさせてくれるような気がします。「Breath From The Season 2018」が聴いてくださる方々の感性の翼を刺激して、自由気ままな心の旅をするお手伝いができる作品となりますように。
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「TOSHIKI KADOMATSU Official Mail Magazine Vol. 289発行」より転載
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